「宮本から君へ」映画を本気で観ました

2019/10/14

何から書いていいのかわからないぐらいに、感動や思い出や後悔やよくわからない思いでぐちゃぐちゃになった日曜日でした。
そしてそれから3週間経ちました。

もうこれ書かなくてもいいかなって、ちょっと逃げようかなと思ってたのですが、書かなきゃなあって思って。
エレファントカシマシ30周年大阪城ホールのDVD観ながら書いてます。

「宮本から君へ」と私

公開3日目にして、初回を観に行きました。
画像は適当に貼ってるんで良くないやつは、指摘もらったら消します。

連載開始当初

モーニングで連載が始まった年が自分が17歳で。
用もなく、喫茶店に集まったりしてました。
そこでジャンプやマガジンやスピリッツやモーニングを読んでました。
そのモーニングに「宮本から君へ」がありました。
その頃はそんな思い出でした。

マイバイブル

仕事したりバンドしたりしてたこの頃に、「宮本から君へ」の単行本を擦り切れるぐらい読んでました。

「したり顔して悟りすますのやめろじじい共」
この言葉が自分が当時思ってたもやもやを全部吹き飛ばしてくれました。

「なんで大人っって偉そうに諦めてるんだろう？」
「なんで諦めることを押し付けるんだろう？」

それが大人だから、そこにいかなきゃいけないのかと失望してたときに、再会したのが「宮本から君へ」でした。
自分の判断基準が、世の中の大人、じゃなくて、かっこいいと思う人になったのは、「宮本から君へ」のおかげです。

ANAの一番搾りを飲み尽くしたフライト

そして、自分が思うことだけを信じて、なんだかんだやってるうちに、ITエンジニアになったり、海外に出張したりするようになりました。
そこで自分の不甲斐なさとちっぽけさに打ちのめされて、帰国の途についているところで、エレファントカシマシに再会しました。
ANAの帰国便です。
眠れなくて、ミュージックビデオを観てると、「俺たちの明日」がありました。
「エレファントカシマシ」知ってました。ユニコーンと同期でデビューして、当時のバンドブームバンドとは違う空気があって、何年か前にテレビドラマの主題歌で売れたバンド、それぐらいの認識でした。
ミュージックビデオを観て、涙が溢れて止まらなくなって、水分補給にビールをオーダーしました。
繰り返し、何度も何度も、「俺たちの明日」を観ました。
繰り返し、何度も何度も、ビールをオーダーしました。
最後に「当機の一番搾りはなくなりました」と言われました。